2022年に始動した「ひふみよブリューイング」が拠点を構える鹿児島市新屋敷町は、鹿児島中央駅や天文館に隣接する歴史薫るエリアです。ナノでキュートなこのブリュワリーでは、地元・鹿児島の風土や文化を表現したクラフトビールを醸造。クラフトビール造りを通じて多様な社会課題の解決に挑み、より良い未来の実現を目指しています。
クラフトとアール・ブリュットが作り出す世界
ひふみよブリューイングのクラフトビールはとびっきり個性的なデザインも大きな魅力です。ラベルグラフィックに障害や難病を抱えた方々のアール・ブリュット作品を採用しています。カンパイの後は、ぜひともアール・ブリュットをお楽しみください。
HMLV(High-mix Low-volume/多品種少量生産)
天文館や鹿児島中央駅などの中心街に近い新屋敷町にある、とても小さなクラフトビール醸造所ひふみよブリューイング。この町は幕末まで薩摩水軍の基地があり、士族が多く暮らしていました。また、第2代内閣総理大臣の黒田清隆を輩出した歴史ある街です。そんな歴史ある街で、HMLV(High-mix Low-volume/多品種少量生産)をコンセプトに自由な発想で醸造しています。
ソーシャルファームを目指して
生きづらさや貧困、障害を抱える人々が共に暮らせる未来を創るために、私たちはクラフトビールの醸造に挑戦しています。何故ならば、クラフトビールの醸造には人の手が欠かせません。様々な経歴や背景を持つ人々が主役となり、個性を活かすことができる大きな可能性があります。将来的には、鹿児島でソーシャルファーム(社会的企業)を実現することを目指し、組織や事業の枠を超えた協力と共生社会の実現に向けた取り組みを推進しています。
鹿児島の農業に貢献する
鹿児島県は豊かな自然環境で多様な農作物が育まれる地域であり、南北に600kmにわたって広がっています。農業は自然の摂理に従い、収穫物の一部が規格外となることがあります。私たちは積極的にこれらの規格外の農作物をクラフトビールの副原材料として利用し、新たな味わいを創造することでアップサイクルへの挑戦がスタートしています。また、醸造過程で発生する麦芽粕も、障がい者就労継続支援事業所と協力して、高品質の飼料や肥料に転換する取り組みを行っています。
アクセスマップ
住所:鹿児島市新屋敷町11-19(駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください)
定休日:日曜・木曜
営業時間:10:00〜17:00(土曜日はTAPROOM WEEKEND開催のため13:30〜18:30)
電話番号:099-800-7040
運営会社
鹿児島のクラフトビールを造るHIFUMIYO BREWINGは鹿児島のソーシャルカンパニー「ひふみよ株式会社」が運営しています。お問い合わせはコーポレートサイトより承ります。